日本住宅プロ塗装協会の会長を務めます、角田と申します。

私は、以前リフォームの施工を行う工務店を経営しておりました。
様々な案件をお客様からいただく上で、それに伴って多くの職人を依頼し、作業をお願いしてきた経験があります。
その中でも、外壁塗装の案件を施工してきた実例が多くあり、職人によって作業や進め方は様々で、いろいろなやり方を見てきました。

その時に感じたこと、それは職人によって施工やお客様の満足度が大きく異なるということでした。
もちろん、工程に関して大きく差が出るということはないにしても、作業中の気遣いであったり、職人の態度など、その案件に対して向き合う姿勢だけで、評価が大きく変わってしまうという現実があります。
しっかりと工程を踏んで、問題のない施工を進めてきたとしても、それを評価してもらえない最悪の結果となってしまいます。
それだけで判断されてしまい、いわゆるダメな業者のレッテルを貼られてしまうのは、非常にもったいないことだと思います。
また、悪い印象を与えてしまったことが原因で、そこから案件が減ってしまうことも考えられます。

そんなことにならないためにも、しっかりとルールを決めて仕事をすることで、職人たちの信頼や技術を守ることが必要です。
それが資格認定や知識の共有であったり、ある一定の敷居を設けた資格の認定事業者であることで、お客様の安心にもつながってくるものだと思います。
昨今、大した知識も経験もなく外壁塗装業者を謳っている業者が増えてしまったこともあり、そこと一線を画すためにも、一つのルールに則って仕事をしていくことで、お客様にも安心を与える形を創っていきたい。それが私の願いです。
正しい知識と技術を持った、素晴らしい外壁塗装職人を世に広めていく活動、それがこの日本住宅プロ塗装協会の最大の役割だと思っています。